太田清和在シアトル日本国総領事が7月29日、表敬のため神戸大学を訪れました。太田総領事は本年3月の着任以来、アメリカ合衆国ワシントン州と日本との交流を積極的に支援しておられます。

本学は、ワシントン大学と2003年8月に全学協定を締結し、研究者交流や学生交流を中心に積極的な交流を進めてきました。また、兵庫県ワシントン州事務所に海外インターンシップとして学生を派遣するなど、兵庫県と連携した交流活動も実施しています。

福田学長との懇談で、太田総領事は「アメリカ西海岸に位置するワシントン州は、アジアに対する関心が高い。航空機、IT、バイオテクノロジーなど先進的分野の成長企業が多く、産学連携を進める潜在的な力がある。兵庫県とも連携し、ぜひ交流を進めていただきたい。」と述べました。それに対し、福田学長からは「このたび兵庫県と包括連携協定を締結し、より広範な連携・協力活動を推進していく運びとなった。国際交流についても今後兵庫県と協力し、産学官連携活動の可能性を探っていきたい。」との意向を述べられました。