神戸大学

農学研究科が兵庫県農業協同組合中央会と連携協力協定を結びました

2010年08月20日

農学研究科が兵庫県農業協同組合中央会と連携協力協定を結びました

神戸大学大学院農学研究科は8月19日、兵庫県農業協同組合中央会との緊密な連携協力関係を構築するとともに、地域経済の一層の活性化と地域農業の持続的な発展に寄与するため、連携協力協定を締結しました。

協定書の調印式は、神戸・三宮でJA全農兵庫が直営する「神戸プレジール」で行われ、内田一徳研究科長と石田正会長が相互に協定書を取り交わしました。

農学研究科とJA兵庫グループとは以前から種々の繋がりがあり個々の教員レベルでは各種の連携が行われていました。特に附属食資源教育研究センターでは但馬牛の研究を行っていることから、全農兵庫とは頻繁に情報交換等を行ってきました。こうした経緯を経て、平成20年4月に全農兵庫が但馬牛をメインにして兵庫県下の農産物を広く広報するためのアンテナショップとして、レストラン「神戸プレジール」を三宮にオープンしたことから、ここで「神戸大学フェア」を催すことが企画され、平成20年10月23日から29日まで開催されました。この催しが好評を得たことから、できれば毎年定期的に実施したいとの申し入れが全農兵庫からあるなど、事業提携への機運が高まり、JA兵庫中央会が兵庫県内のJAグループを取り纏め、農学研究科とJA兵庫グループ全体との連携協定を締結することとなりました。

本協定の締結により、次に掲げる事項をはじめとし、今後、幅広い分野で連携協力を行う予定です。

  1. 広範囲の連携を目的とした情報交換の実施
  2. 人材育成のための教育、講習会等の実施
  3. 共同で行う調査・研究の実施
  4. 地域社会における食農教育の実施
  5. 施設の相互活用
  6. その他、上記に付帯する事項

なお、連携協力協定締結の一環として、平成22年8月20日 (金) から8月31日 (火) までの12日間、「神戸プレジール」において、加西市の大学院農学研究科附属食資源教育研究センター (附属農場) で生産された食材 (神戸大学ビーフ、米、たまねぎ、馬鈴薯) を使用した料理が提供されます。

フェア期間中は、食材及び作業現場のパネル展示等も行われています。

(農学研究科)