神戸大学

神戸フィルハーモニックの音楽監督兼常任指揮者 朝比奈千足氏をお迎えしコンサートを開催しました

2010年10月21日

神戸フィルハーモニックの音楽監督兼常任指揮者 朝比奈千足氏をお迎えしコンサートを開催しました

神戸大学医学部附属病院が患者サービスとして四季に定例開催しているコンサートに、平成22年10月15日 (金)、朝比奈千足氏と神戸フィルシンフォニエッタの皆さんをお迎えして、オータムコンサートを院内ホスピタルホールにおいて開催しました。

この開催は、昨年末に朝比奈氏が本院に救急搬送され、手術を受けられた後、無事全快し、社会復帰した体験から、本コンサートを通じて、患者さんの療養の励みにして頂きたいとの朝比奈氏の篤い想いにより実現したものです。

神戸フィルハーモニックの音楽監督兼常任指揮者 朝比奈千足氏をお迎えしコンサートを開催しました

患者さん270人と杉村病院長以下スタッフ130人が期待いっぱいに見守る中、「モーツァルトの夕べ」と題して馴染みの深い交響曲第40番等が1時間にわたり演奏されました。演奏の合間に朝比奈氏の療養の体験や演奏曲の解説がユーモアを交えて語られ、患者さん、病院スタッフ一同、深まる秋の中、心和むひとときを過ごしました。

最後に、手術の執刀医である大北教授からの朝比奈氏へのお礼と共に「今回のコンサートは療養中の皆さんの体と心のケアへの効果が大いに期待できる。」との挨拶があり、看護スタッフによる花束贈呈で締めくくられました。

(医学部総務課)