神戸大学

2010年度第3回海外留学フェアを開催しました

2010年10月22日

2010年度第3回海外留学フェアを開催しました

海外留学フェアは、留学生センター主催で年4回行っておりますが、秋のフェアは国際交流推進本部との共催で神大会館六甲ホールにて学外の機関の協力のもとに1年で最も大きな規模で開催しております。今年度も昨年同様、日本学生支援機構 (JASSO)、日米教育委員会 (フルブライト)、ブリティッシュカウンシル、国際教育交換協議会 (CIEE) の協力を得ることができました。

フェアに先立って、中村千春理事・国際交流担当副学長が、明治の偉人たちの例をひきながら、これから留学する学生を激励するように、開会の挨拶をされました。今年度は、昨年に個人相談が非常に多かったのを反映して、ブース形式で行う時間を大幅に増やし、各国留学のセミナーも少人数でそれぞれのブースで複数回行うことに変更してみました。

第一部は、そのブース活動の前置きとして留学全般について、まず日本学生支援機構 (JASSO) の留学情報センター神戸サテライトから、「海外留学~貯めて、学んで、行動して~」という題のもとに講演がありました。留学についての考え方や、あふれる情報をいかに自分のものにしていくかについての基本的な方法などが示されている非常にわかりやすいプレゼンテーションであったと思います。ついで、本学の国際部留学生課より学内の海外留学プログラムについて、交換留学のメリットから、夏期の短期のプログラムやインターンシップに至るまで、その概要説明を行いました。これらのプログラムについての学生の関心は高く、ブースでの相談件数も非常に多かったです。

2010年度第3回海外留学フェアを開催しました

第二部は、六甲ホール内のブースで、アメリカ留学 (日米教育委員会)、英国留学 (ブリティッシュ・カウンシル)、中国留学 (留学生センター黒田准教授)、TOEFL iBT概要 (CIEE) についてのセミナーが同時進行で行われました。少人数で行われたせいか、ほぼ全員が熱心に聞き入っていた様子でした。ホール内のセミナーと平行して、六甲ホールホワイエにて、ブースによる個別相談会と留学体験者のコーナーを設けました。各部局による交換留学、国際部留学生課・国際交流推進本部による全学協定の交換留学についてのブースを開きました。留学体験者のコーナーには、原田沙耶さん (グラーツ大学留学、文学部4年)、織内美穂さん (ジョージア大学留学、国際文化学部4年)、桑嶋美賀子さん (パリ第7大学留学、国際文化学部4年)、遊亀円夏さん (西オーストラリア大学留学、国際文化学部4年)、吉田文美さん (ウィーン経済大学、経営学部4年) の5名の学生が協力してくれました。今年度はブース形式で個別に行った部分が大きかったので、学生にとっては、授業の都合に合わせたり、ピンポイントで情報を得たり、しやすかったようで、会場全般に常に活気がありました。同じ一つの留学についても、留学カウンセラー、国別情報のブース、部局のブース、留学体験者のそれぞれ違う角度からの情報は、これから留学する学生にとって非常に参考になったものと願っております。

(留学生センター准教授・河合成雄)