10月18日保健学研究科において、男女共同参画推進室、保健学研究科主催、兵庫県立男女共同参画センター共催によるキャリアカフェを開催しました。今回は「わたしのワーク・ライフ・バランス　みんなのワーク・ライフ・バランス」をテーマに、ゲストスピーカーには、神戸市看護大学助産学専攻科高田昌代教授と本学人間発達環境学研究科長 (前 男女共同参画推進室長) 朴木佳緒留教授のお二人を招き、35名が参加しました。

高田先生は、「私の人生に巻き込まれた人たち―生きるって、自立すること―」というテーマで話されました。高田先生自身のライフコースを振り返りつつ、生活と研究を両立させるために、家族や同僚、地域の人たちとの間で、どのような調整を行ってきたのかについて、たくさんのエピソードを織り交ぜつつ、あっという間の30分間でした。

朴木先生は、「今時の男女共同参画－男女共同参画推進室長の経験を踏まえて－」というテーマのもと、神戸大学の現状と世界の状況との比較の説明、さらには、ジェンダーが再生産される仕組みや本学の男女共同参画推進室の取り組みについて話されました。

後半のグループトークでは、保健学研究科女性研究者支援委員会のメンバーを中心に、参加者がそれぞれの経験を語りつつ、ワーク・ライフ・バランスを実現するためにはどうすれば良いか話し合いました。