神戸大学

第5回ホームカミングデイを開催しました

2010年11月02日

神戸大学は10月30日、六甲台キャンパスをメーン会場に、第5回ホームカミングデイを開催しました。卒業生が懐かしい母校に集い、旧交を温めるとともに、出迎えた在学生や教職員と世代を超えて交流しました。

第5回ホームカミングデイ

この日は台風14号の影響が心配されましたが、早朝には雨があがり、構内では講演会や演奏会、落語会や模擬店など楽しい催しが開かれました。今年も留学生ホームカミングデイと合同開催になり、日本で働く元留学生のほか、シンガポールとマレーシアから同窓会代表が参加しました。

幕開けの記念式典は、午前10時半から出光佐三記念六甲台講堂で開かれました。冒頭の挨拶で福田秀樹学長は、システム情報学研究科の設置やブリュッセル・オフィスの開設など大学の現況を報告したうえで、「みなさまのご協力をいただき、新たな飛躍に全力を挙げる」などと決意を述べました。次いで高﨑正弘・学友会会長は、高齢者所在不明問題を例に「きずな」の大切さを強調し、母校を核としたつながりを更に強めるよう呼びかけました。

第5回ホームカミングデイ

この後、坂井信也・阪神電鉄社長 (阪神タイガースオーナー、1970年経済学部卒、写真左) が「神戸大学と私―関西の活性化・鉄道と野球」と題して講演。学生時代の思い出や阪神なんば線の建設、さらにはタイガースの話題などを披露しました。最後に神戸大学交響楽団が「美しき青きドナウ」などを演奏し、式典を締めくくりました。

午後からはアカデミア館1階食堂でティーパーティーを開催。グリークラブや応援団の歌声を聞きながら歓談しました。この後は学部ごとの企画に移り、キャンパスツアーや講演会、落語会を楽しみました。

百年記念館では、第7回留学生ホームカミングデイが開かれました。卒業生や地域の人たちに、伝統衣装を通じて各国の文化を伝えようと、現役留学生たちがファッションショーを企画。吹き抜け階段からピロティーまで赤いカーペットの上を歩き、華やかな雰囲気に包まれました。

今年はJR西日本の協力をいただき、通学駅の六甲道駅が卒業生歓迎の玄関になりました。電車到着のたびに歓迎のアナウンスがホームに流れ、構内には歓迎ポスターを張り巡らしました。ICOCAキャラクター「カモノハシのイコちゃん」着ぐるみが、「おかえりなさい」のたすきをかけて出迎え、神戸大学生協との記念コラボ・グッズ「イコちゃん合格祈願プレート」などを販売しました。

留学生ホームカミングデイ

(広報室)

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