スリランカ民主社会主義共和国からバンダラ・ガナワーデナ文部大臣をはじめとする一行3名が、10月27日、福田秀樹学長および中村千春副学長を表敬訪問しました。懇談には、四本健二国際協力研究科教授、ツェンコヴァ・ルミアナ農学研究科教授も参加しました。

神戸大学では、現在、スリランカの大学とは学術交流協定を締結しておりませんが、留学生や外国人研修員の受入れを中心に、交流を進めています。

懇談で、福田学長は、「紛争や災害からの復興には、社会基盤や教育制度の整備など多くの分野での取組みが必要である。留学生交流などを通し、将来の発展を担う人材の育成に協力したい」と述べました。

ガナワーデナ大臣からは、日本の協力に対する謝意とともに、「スリランカにとって最も重要な財産は人材であり、今後も日本の大学との友好関係を発展させていきたい」との意向が示されました。

表敬に続き、神戸大学に在籍しているスリランカからの留学生との懇談会が行われました。神戸大学での研究内容や日本での生活、学習環境など、様々なテーマに話が及び、懇談は終始和やかな雰囲気の中で行われました。