神戸大学経済経営研究所では、12月3日 (金) に、文部科学省「産学連携による実践型人材育成事業」(サービス・イノベーション人材育成推進プログラム) 平成22年度第3回情報交換会を開催しました。この情報交換会は、各採択大学におけるプロジェクトの進捗状況を確認することを目的に、2～3ヶ月ごとに開かれています。

神戸大学は、平成20年度に本プログラムに採択され、これまで、新たなサービス・イノベーションに関る理論体系を構築し、サービス分野で成功している企業の徹底的な分析に基づく実践的プログラムを開発することを目指し事業を進めてきました。

今回の情報交換会では、下村経済経営研究所長及び正司理事・副学長の開会挨拶の後、文部科学省高等教育局専門教育課の神田企画官よりご挨拶をいただきました。その後、各採択大学からの進捗状況報告と本学が力を注いでいる人材育成ビデオ教材の上映がありました。続いて、この分野の第一人者である本学大学院経営学研究科の南教授が「新たなサービス・イノベーション学問体系の確立に向けて」というテーマで講演・問題提起を行ない、最後のオープンディスカッションでは、各採択校の間で大変活発な意見交換が行なわれました。