神戸大学

附属学校を対象とした未来の宇宙開発に関する講演会を開催しました

2010年12月15日

附属学校を対象とした未来の宇宙開発に関する講演会を開催しました

EUIJ関西は、神戸大学附属小学校・中学校・中等教育学校に在籍する児童・生徒及びその保護者、約350名を対象とした未来の宇宙開発に関する講演会を12月11日 (土) に発達科学部B-202大講義室で開催しました。

当日は、ESA (イーサ: 欧州宇宙機関) からDr.Isabelle Duvaux-Bechon (イザベル・デュヴォ=ベション博士) とDr. Leopold Summerer (レーオポルト・ズメラー博士) を講師としてお招きし、人工衛星・国際宇宙ステーション・宇宙の未来についての講演をしていただきました。児童達はデュヴォ=ベション博士・ズメラー博士が住んでいるフランス・パリ、オランダ・ライデンの写真や、ヨーロッパから日本に来るまでの道のりを衛星から撮影された写真で見ることができました。衛星がなかったら私達の毎日の生活はどうなると思いますかといった質問には、たくさんの児童・生徒達から手が挙がり、明日のお天気が分からない、GPSが使えないと言った答えが出ました。国際宇宙ステーションで撮影されたビデオでは、宇宙飛行士のみなさんが地球と同じような生活を送るための色々な工夫を知ることもでき、その後の宇宙の未来のお話の中では宇宙旅行についてのお話があり、近い将来宇宙旅行ができるかもしれませんよ!といったワクワクするような内容に児童・生徒達は惹きつけられていました。

附属学校を対象とした未来の宇宙開発に関する講演会を開催しました

ESA (European Space Agency、本部:フランス・パリ) とは、フランス・ドイツを中心としたヨーロッパ諸国が共同して、1975年に設立された宇宙開発のための機関です。NASAをはじめとする様々な機関との国際協力により、各種衛星の開発、運用も行っています。

(EUインスティテュート関西)