神戸大学

平成22年度地域連携活動発表会を開催しました

2010年12月24日

平成22年度地域連携活動発表会を開催しました

12月17日、瀧川記念学術交流会館大会議室において、平成22年度地域連携活動発表会を開催しました。この発表会は、本学における地域連携事業の活動状況を周知するとともに、学内外の関係者からご意見をいただき、次年度以降の活動に活かすことを目的に、平成17年度から毎年開催しているものです。

第1部では、「地域社会と大学」と題して、三上喜美男・神戸新聞社論説副委員長に講演をいただきました。続いて、部局の地域連携活動を支援するために地域連携推進室が公募、採択した「地域連携事業」3件について、武田義明・人間発達環境学研究科教授、西村善博・医学研究科准教授、吉田信之・都市安全研究センター准教授からそれぞれ活動報告がありました。

第1部終了後には、ポスターセッション形式により、人文学・農学・保健学の各研究科地域連携センター及び、学生の地域貢献活動を支援する「学生地域アクションプラン」に採択されたPEPUP (平和と自立のためのパートナーシップ)、神戸大学体育会アメリカンフットボール部、父親の育児を応援する会から活動報告がありました。

平成22年度地域連携活動発表会を開催しました

第2部では、「大学に求められている地域連携の状況」について、奥村 弘・地域連携推進室長が司会を務め、第1部で講演いただいた三上氏に加え、本学から杉山知之・広報マネージャー、堀 洋・連携創造本部特命教授をパネリストとして意見交換会を行いました。 参加した教員や学生たちも、それぞれの立場から地域連携における問題点、研究教育上のメリットなどを考える機会となりました。

最後に、中村千春・地域連携担当理事からの、多種の活動事例から何らかの価値が生まれることを期待しているとの挨拶をもって閉会しました。この発表会の様子は、本年度の「地域連携活動報告書」に収録する予定です。

(地域連携推進室)