神戸大学

「第2回 卒業生のビジネスリーダーとの懇談会」を開催しました

2010年12月24日

「第2回 卒業生のビジネスリーダーとの懇談会」を開催しました

経済界の第一線で活躍する卒業生と学長・理事が集い、大学の現状や課題、将来像を話し合う「神戸大学卒業のビジネスリーダーとの懇談会」を12月1日、東京・丸の内の神戸大学東京六甲クラブで開催しました。

卒業生との絆を強めるとともに、ビジネス体験に裏打ちされた貴重な提言をいただこうと、昨年に続き企画したものです。上場企業の役員のうち、各社ホームページ等で本学卒業生と確認できた約520人を招待し、首都圏を中心に全国から38人が出席。卒業生の集いらしく、率直で温かい指摘や激励が続きました。

最初に福田学長が、平成21年4月以降の本学のトピックスである「関西バイオメディカルクラスター」「システム情報学研究科の設置」「EU大統領来学講演」「京都大・大阪大・神戸大関西活性化シンポジウム」「神戸大学ブリュッセル事務所開設」「神戸大学統合研究拠点の設置」「神戸大学・中国地質大学合同登山隊未踏峰登頂」等について紹介するとともに「世界トップクラスの大学を目指して神戸大学のブランド力をいかに高めるかを意識して大学運営に取り組みたい」と決意を述べました (写真上)。続いて、竹園理事 (財務担当) が本学全体の財務状況を説明しました。

「第2回 卒業生のビジネスリーダーとの懇談会」を開催しました

この後、自由に意見交換する懇談会 (写真左) に移りました。参加者からは「国際感覚を備え海外で活躍できる人材の育成を」「国際港神戸にある大学として独自性を」「きらりと光るところを見つけて集中的に投資していただきたい」「メディアの活用を積極的に」「東京において神戸大学の宣伝戦略が必要」など、多くの提言をいただきました。

これを受け、福田学長は、貴重な提言に対してのお礼と「思い切った大学運営を行いたい」と決意を述べました。最後に、神戸大学学友会の高﨑正弘会長が、「今、大学は大変なときである。是非、母校を応援していただきたい」と呼びかけました。

この懇談会は、今後も継続的に開催することにしています。

(企画部社会連携課)