神戸大学

NY国連本部へ派遣した大学院生による高度海外研究報告会を開催しました

2010年12月27日

NY国連本部へ派遣した大学院生による高度海外研究報告会を開催しました

国際協力研究科では、国連などで働く国際公務員を養成するための教育及びキャリアサポートプログラムを2008年から実施しています。この度、その一環として、そして神戸大学からの財政的支援を受けて(※)、国際機関で長期インターンシップを具体的に計画している博士後期課程の院生を、授業科目「高度海外研究」として、関連国際機関に派遣しインターンシップに必要な準備や情報収集をさせるプロジェクトを実施しています。

12月21日、このプロジェクトで米国ニューヨークに派遣された、国際協力研究科博士後期課程2年生、上田はるかさんの高度海外研究報告会が行われました。

報告会では、「国連障害に関する特別報告者」に関連する資料収集等を、主に国際連合本部事務局経済社会局、関連国際機関、国際NGOとの会合を通じてどのように実施したか、その結果について報告されました。なお上田さんは今回の高度海外研究を活かし、2011年2月より「国連障害に関する特別報告者」の下でインターンとして、同特別報告者の任務の実施をサポートする予定です。

※「神戸大学グローバル教育戦略に基づく派遣プログラム: ダブルディグリー・プログラム及び国際公務員養成プログラムと連動させた海外実習及び高度海外研究の実施」

(国際協力研究科)