神戸大学

「附属図書館職員情報交換会」を開催しました

2010年12月27日

「附属図書館職員情報交換会」を開催しました

神戸大学附属図書館は、9つの図書館・室に分かれ、かつ平日はどの館・室も開館して利用者サービスを実施しているため、職員が一同に会して情報共有する場を持ちにくい。このため、初の試みとして仕事納めの12月28日に、社会科学系図書館において情報交換会を開催しました。

まず、11月に図書館間協定に基づき韓国海洋大学校を訪問した職員2名が、協定大学をはじめとして釜山市内の4つの大学や公共図書館及びソウルの2つの図書館について報告を行いました。写真を見ながら韓国の図書館の進んだ仕組みや日韓共通の課題について、情報を得ることができました。

その後、附属図書館大学文書史料室の野邑講師により、「神戸大学史」と「公文書管理法と大学文書史料室の関わり」について2件の講演が行われました。特に「神戸大学史」では、図書に押印されている蔵書印から、大学の成立過程をひもとく内容であったため、複雑な神戸大学の歴史がわかりやすく語られ、職員一同興味津々でした。また、4月に附属図書館に設置された大学文書史料室については、職員の間で何をするところだろうという声もあり、平成23年4月施行予定の公文書管理法との関わりから講演が行われました。

附属図書館では、館・室が離れて設置されているため、日頃は情報共有がメールに偏りがちですが、この日ばかりは顔を合わせて新しい情報を得る良い機会となりました。

(附属図書館)