神戸大学

アフリカの研究者が神戸大学を訪問しました

2011年01月25日

アフリカの研究者が神戸大学を訪問しました

文部科学省の拠点構築事業「国際協力イニシアティブ」と「アジア・アフリカ大学間対話プロジェクト (以下、AA ダイアローグ)」に参加しているアフリカの研究者が、1月18日に中村千春副学長 (写真中央) を表敬訪問しました。今回訪問されたアフリカの研究者は、ケニア、エチオピア、ガーナ、マラウィ、ナイジェリア、タンザニア、ウガンダ、ザンビアから来られた11名です。

訪問前に「国際協力イニシアティブ」の今年度の報告会 (国際教育開発セミナー) が本研究科で「サブサハラアフリカの初等教育普及政策下における教育の質に関する比較分析 (拠点リーダー: 小川啓一教授)」をテーマに開催され、50名近くが参加。文部科学省、国際協力機構、他大学の指定討論者から高い評価を得ました。本研究科では、平成18年度から本イニシアティブ事業を実施してきましたが、本年度で本プロジェクトは終了します。

本研究科が発足時から参加しているAAダイアローグは、2004年に広島大学教育開発国際協力研究センター (CICE) をその事務局として設立。アフリカとアジアの大学間の連携を通じて教育開発に関する共同研究と人材育成を推進することを目的とし、現在、18カ国から30大学がネットワーク大学として参加し共同研究を行っており、ユネスコのUNITWIN (University Twinning and Networking) の認証を受け、国際教育協力において優れたプロジェクトとしてODA教育協力政策にも紹介されています。

(国際協力研究科)