神戸大学

カテジナ・フィアルコヴァー駐日チェコ共和国大使が神戸大学を訪問しました

2011年01月28日

カテジナ・フィアルコヴァー駐日チェコ共和国大使が神戸大学を訪問しました

1月25日、経済学研究科「六甲フォーラム」、EUインスティテュート関西、さらに国際文化学研究科付属異文化研究交流センター共催のセミナーで「2011年のチェコ経済」と題する講演を行うため、カテジナ・フィアルコヴァー駐日チェコ共和国大使が神戸大学を訪問されました。大使は、セミナーの冒頭、詳細なデータを紹介しながらチェコ経済の概略を紹介されました。続いて、EU経済は深刻な危機に見舞われているが、チェコ経済への影響は比較的軽微であったこと、また、最近ではドイツの景気回復は目覚しいが、その影響もあってチェコ経済も回復に向かっていることについても説明がありました。さらに、チェコの投資環境は諸外国にとって魅力的であり、現時点で259社に達する日本企業が同国に進出していること、チェコ政府は日本との間で一層の交流を望んでいることについても丁寧に紹介されました。

カテジナ・フィアルコヴァー駐日チェコ共和国大使が神戸大学を訪問しました

また、1月27日には、福田秀樹学長 (写真右から3人目) 及び中村千春副学長・国際交流担当理事(写真左から3人目)を表敬訪問されました。福田学長からは、神戸大学はチェコのカレル大学と学術交流協定を締結しており着々と実績があがっているが、今後も同国の大学と一層学術交流を進めていきたいとの意向が示されました。また、大使(写真中央)からは、チェコ・日本両政府だけではなく、EUの研究計画にも両国大学が共同で参画することが重要であり、神戸大学にも積極的な参加を期待したいとの説明があるなど、友好的な雰囲気のうちに同大使の表敬訪問は終わりました。