神戸大学

シアクアラ大学長一行が神戸大学を訪問しました

2011年01月28日

シアクアラ大学長一行が神戸大学を訪問しました

インドネシアのシアクアラ大学から1月19日、Prof. Dr. Darni M. Daud 学長 (写真前列右)、Prof. Dr. Samsul Rizal 副学長 (同後列左から2人目) をはじめとする一行が、福田秀樹学長 (同前列中央) 及び中村千春副学長・国際交流担当理事 (同前列左) を表敬訪問しました。懇談には、田中泰雄都市安全研究センター長 (同後列左端) も参加しました。

シアクアラ大学は、2004年12月に発生したスマトラ島沖地震・津波で甚大な被害を受けました。神戸大学は、同じ経験を有する立場から、2005年の学術交流協定締結以来、研究者の受入れや災害復興に関するワークショップの開催などの支援活動を中心に、積極的な交流を進めてきました。両校の間では、2010年11月の学術交流協定更新を機に、これまでの交流をさらに発展させ、共同研究や学生交流を積極的に行っていくことが合意されています。

懇談では、国境を越えた人材育成の必要性や、災害を乗り越えた両校がその知見を地域の防災対策や市民の意識向上に生かしていくことの重要性など、闊達な意見交換が行われました。今後はこれまで交流の中心となってきた工学研究科及び都市安全研究センターに加え、幅広い分野で学術交流を進めていくことが話し合われました。

(国際企画課)