神戸大学

人文学研究科が兵庫県教育委員会と人材育成に関する覚書を結びました

2011年01月31日

人文学研究科が兵庫県教育委員会と人材育成に関する覚書を結びました

大学院人文学研究科は、1月28日、兵庫県教育委員会と「地域歴史文化を担う人材育成の方策に関する調査・研究に関する覚書」を結びました。

すでに昨年の8月2日、神戸大学と兵庫県との間では、包括連携協定が締結されています。これは科学技術・産業振興分野、地域振興、人材育成など、幅広い分野で連携をすすめ、具体的な成果を生み出すことをめざしています。覚書はこの協定内容にもとづき、人文学研究科と兵庫県教育委員会社会教育課文化財室、兵庫県立歴史博物館、兵庫県立考古博物館の4者が、地域歴史文化を担う人材の育成に関する共同事業について、実践的な調査・研究をおこなうことを目的としています。

覚書では、学生・大学院生向けの教育カリキュラムの作成など、これまでの共同事業の成果を活かし、「地域の歴史を社会全体で守り、古文書等を理解し、活用を図る人材を育成するために、市民を対象とする『まちづくり地域歴史遺産活用講座 (仮称)』を開設し、展開方策を調査・研究する」ことなどが定められました。

調印式は兵庫県庁内の兵庫県教育委員会室でおこなわれ、教育委員会から、溝口繁美教育次長、村上裕道社会教育課文化財室長、人文学研究科から釜谷武志研究科長、奥村弘教授 (神戸大学地域連携推進室長)、西橋英夫事務長らが出席。平成25年3月31日を有効期限とする覚書を交わしました。

(人文学研究科)