神戸大学

神戸大学とオックスフォード大学は大学間学術交流協定を締結しました

2011年03月16日

神戸大学とオックスフォード大学は大学間学術交流協定を締結しました

神戸大学は、3月2日 (水) に本学のブリュッセルオフィスにおいてオックスフォード大学と大学間学術交流協定を締結しました。調印式にはオックスフォード大学から東洋学部副学部長のビョーク・フレレスビッグ教授が出席し、同大学のアンドリュー・ハミルトン学長が署名された協定書に本学の福田秀樹学長が署名しました。

調印式において福田学長は、中世以来、世界をリードし続けるオックスフォード大学と大学間の学術交流協定を締結することは本学にとって極めて重要な意味を持ち、本学の教育研究に大きな刺激を与えることとなると述べるとともに、今後様々な分野での研究及び学生交流へ拡大させたいとの意向を示しました。一方、フレレスビッグ教授からは、オックスフォード大学と神戸大学との関係は、人文学における個々の教員間の交流に始まり、徐々に組織的な取り組みへと発展しつつあり、この大学間の学術交流協定締結を契機に他の分野においても活発な交流が行われることへの期待が示されました。

本大学間学術交流協定締結に先立ち、本学の釜谷武志 人文学研究科長と緒形康 同副研究科長がオックスフォード大学を訪問し、「神戸オックスフォード日本学プログラム」の覚書に調印しました。本プログラムはオックスフォード大学東洋学部2年次の日本学専攻学生全員を神戸大学文学部で受け入れるもので、2012年からスタートし、同専攻の学生12名が本学の学生とともに1年間学業に従事するものです。

今後は、既存の研究者交流を基盤に、オックスフォード大学との組織的な学術連携をより一層図っていきます。

(国際企画課)