東北地方太平洋沖地震で神戸大学は22日、トラック2台分の支援物資を、仙台市の東北大学へ送りました。

支援物資は保存食とミネラルウォーターのセット約1万5千食で、本学が非常食として各学部などに分けて備蓄していたすべてです。国立大学協会の調整を受け、被災地の大学のうち東北大学へ送ることになりました。午後3時すぎ、大学が手配した10トントラックと4トントラック2台に積み込まれ、本部事務局から送り出されました。東北大学には、23日午後に到着する予定です。

出発にあたり、福田秀樹学長は「復興に向け本学の資源が活用されることを切に願っています。今後も被災地の皆さまに、できる限りの支援をいたします」とあいさつ。約50人の教職員が、拍手でトラックを見送りました。

1995年の阪神・淡路大震災の折り、神戸大学は東北大学を含む全国の大学から、支援をいただいています。