神戸大学

平成22年度の学位記授与式 (卒業式) を催しました

2011年03月25日

学位記授与式

神戸大学は3月25日、平成22年度の学位記授与式 (卒業式、修了式) を、神戸ポートアイランドホール (ワールド記念ホール) で催しました。学部卒業生2606人に学士、大学院修了生 (修士課程、博士前期課程、専門職学位課程) 1286人に修士の学位が授けられました。前日の24日には博士の学位記授与式が出光佐三記念六甲台講堂であり、課程博士211人、論文博士27人が誕生しています。

学位記授与式は、東北地方太平洋沖地震の犠牲者を悼む黙とうで始まりました (写真下)。また、福田秀樹学長や卒業生代表の百武亜希子さん (工学部)、修了生代表の半井千晶さん (大学院保健学研究科) はいずれも、式辞や答辞で震災の悲惨さに触れ、被災者へのお見舞いやできる限りの支援について述べました。

学位記授与式

学位記は福田学長から、学部や大学院研究科ごとの代表に手渡されました。このあと学長は式辞で、神戸大学の特色として「国際性」と「学際性」を強調。大規模災害や地球環境問題は、国際的・学際的な連携で解決策を見出し得ると指摘したうえで、「神戸大学で学んだ体験が大いに役立つと信じている」と、卒業生や修了生に期待の言葉を贈りました。

最後に、神戸大学混声合唱団アポロンとエルデが、神戸大学交響楽団の演奏で学歌を合唱。さらに応援団が「こんな時だからこそ、神戸から全国に元気を発信したい」と前置きして、応援歌とエールで先輩を励ましました。

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