
5月6日 (金) に法学研究科の簑原俊洋教授がブリュッセルオフィスでワークショップを開催しました。
Nordic Institute of Asian Studies (NIAS) のDr Geir Helgesen所長を中心に、コペンハーゲン・ビジネス・スクールからDr Uffe Oestergaard、コペンハーゲン大学からDr Peter Abrahamsson、Dr Bent NielsenおよびDr RasTind Nielsen、ベルゲン大学からDr Stein Kuhnleの6名が本学のブリュッセルオフィスに集い、"Mapping the Mental Landscapes of EurAsia: Human Response to Changing Environmental and Socio-cultural Conditions"をテーマに、東アジアがいかにして北欧モデルから学び、より平和的かつ安定した地域にできないかについて議論しました。

また、簑原教授はワークショップに先立ち、5月3日に本学の協定校であるルーヴァン・カトリック大学の人文学部日本学科において、太平洋戦争の開戦決定過程に至る日本のアメリカに対する暗号解読について講演を行ないました。講演に出席した修士課程の学生約20名は簑原教授の解説および分析に熱心に聞き入り、講演後には1時間以上も活発な質疑応答が行なわれました。この度の講演は、同大学のディミトリ・ヴァンオーベルベーク教授の手配によるものでしたが、今後も両大学間で教員が相互に訪問して講義を行なう機会を設けていくことを計画しています。