神戸大学

「ミャンマー神戸大学同窓会」が発足しました

2011年10月05日

「ミャンマー神戸大学同窓会」が発足しました

ミャンマー神戸大学同窓会の発足式が9月25日に旧首都ヤンゴンにおいて開催され、留学生センター教員が3名招待され参加してきました。同窓会の発足は、ミャンマーと日本との様々なつながりが急速に活発になるのと時を同じくしており、在ミャンマー日本大使館をはじめ、現地の日本関係者が多数出席する中で活気に満ちた式典になりました。

発足会では、会長に選出されたティンエイエイコ氏 (文化学研究科2003年修了、ティンミャンマー日本語学校校長) が、今年1月にバンコクで開催された神戸大学グローバルリンクフォーラム (KUGL) で同窓会設立の熱い思いを語って以来、ミャンマーの同窓会が、短期間のうちに、神戸大学同窓生の力を一つに集約し、関係機関とすでに機能的に連携していることを確認することができました。ティンエイエイコ氏は会長選出後の所信表明で同窓会設立の経緯を述べる一方で、本学への感謝の意を表すとともに、本学の発展に尽くすことを約束されました。

「ミャンマー神戸大学同窓会」が発足しました

発足会の冒頭に在ミャンマー日本国大使館特命全権大使斉藤隆志氏の祝辞 (一等書記官佐藤雅子氏代読) を頂きましたが(写真)、「今年に入ってミャンマーに新政権が樹立されて以来、世界中が注目する中、神戸大学という日本でも有数の国立大学において勉強された方々が、ミャンマーに帰国された後も同窓会を通じて、日本の友人で居続けることは、日本大使館としても大いに喜ばしく、励みになる」というお言葉が印象的でした。ミャンマー元日本留学生協会 (MAJA) の会長ミン・ウェイ氏、JICAミャンマー事務所所長の田中雅彦氏、ヤンゴン日本人会会長の植草五郎氏からも、それぞれ今後の神戸大学同窓会の活動に期待を込めた祝辞が述べられました。他にも、ヤンゴン日本人商工会議所からは、会頭の竹内学氏がお祝い持参のもとにご出席されるなど、多数のVIPが駆けつける中、我々神戸大学のスタッフは現地の注目の大きさに驚きつつも大変喜ばしく感じたものでした。神戸大学からは、発足会に平井一正名誉教授、横尾能範名誉教授も参加されましたが、とりわけ平井先生は元国際交流センター長として留学生に接してこられたご経験を振り返りつつ閉会の辞を述べられました。

なお、ミャンマー神戸大学同窓会の発足の様子や活動の状況については、10月29日に開催される第8回神戸大学留学生ホームカミングデイの海外ネットワーク紹介セッションにおいて、ティンエイエイコ氏が自ら六甲ホールにて披露する予定です。

(留学生センター教授 河合成雄)