神戸大学

欧州リサーチ・カウンシルによる研究助成及びエラスムス・ムンドゥスについての説明会を開催しました

2012年07月18日

7月17日、欧州リサーチ・カウンシル (ERC) による研究助成及びエラスムス・ムンドゥスについての説明会が開催され、約35名の教職員・学生が参加しました。

説明会ではまず、久保広正学長補佐・EU総合学術センター長からERCによる研究助成の概要及び申請条件、申請方法について説明がありました。ERCによる助成は国籍や年齢を問わずEU域外の研究者にも門戸が開かれており、対象となる研究分野も多岐に渡っています。現在8人の日本人研究者がこの助成を受けており、今後日本からの申請件数の増加が期待されています。

続いて、吉井昌彦EUIJ関西代表及び駐日欧州連合代表部広報部のリチャード・ケルナー氏からエラスムス・ムンドゥスへの参画及び申請方法について説明がありました。エラスムス・ムンドゥスとは、EU域内外の学生・教員の交流を目的としたプログラムであり、日本から参加する場合には、募集があるプログラムへ学生が直接応募するAction1と大学としてEU域内外の高等機関によるコンソーシアムに参加するAction2があります。

各プログラムの説明の後には活発な質疑応答が展開され、過去の申請事例や助成金の適応される範囲など、説明者から具体的な回答が示されました。

(国際部国際企画課)