
神戸大学、京都大学、大阪大学の3大学は、日中国交正常化40周年の節目を迎える記念として、9月6日、中国江蘇省蘇州市で池田泉州銀行主催の「中国蘇州シンポジウム」を開催しました。
関西3大学と中国華東地区の復旦大学、上海交通大学、蘇州大学、同済大学、浙江大学の著名研究者による「グリーン・イノベーション」をテーマとした講演会、8大学の学長による「グローバル人材育成に向けた国際化戦略」と題するシンポジウム及び池田泉州銀行、日立製作所を交えたパネルディスカッションを実施しました。

福田学長は、日本の国際的競争力を強化するため、グローバルな視野を持ち、喫緊の重要課題に先導的に取り組めるリーダーを育成していくとともに、学生の国際化には、若手教員派遣制度を例に、教員の国際化を養成することが必要であると語りました。
午前の講演会では、経済学研究科の石川教授より「持続可能な社会への移行におけるNPOの役割: ごみじゃぱんによる減装 (へらそう) ショッピングの事例から」の題目で、買い物時に容器包装が少ない商品を購入することで、ごみを減らしていこうという運動についての発表がありました。
本シンポジウムには、蘇州の日系企業関係者を中心に約260名が参加しました。
