神戸大学

神戸オックスフォード日本学プログラム ~受講留学生12人、ちょっぴり緊張のオリエンテーション参加~

2012年10月09日

オックスフォード大学東洋学部日本語学科2年生12人全員が2012年10月から1年間、神戸大学文学部で学ぶことになり10月1日に来日、5日にオリエンテーションが行われました。

神戸大学とオックスフォード大学は2011年3月に大学間学術交流協定を締結、さまざまな分野での研究者や学生の交流を広げることにしています。同時に「神戸オックスフォード日本学プログラム」の覚書も締結しており、オックスフォード大学東洋学部日本語学科の2年生全員を神戸大学文学部に2012年から受け入れるという内容で、これをもとに今回来日したものです。

来日したのは男性5人、女性7人。午前中2コマは日本語の授業を受け、午後は文学部の専門講義から自由に選択してもらいます。日本での勉強や生活に早くなじんでもらうために神戸大学文学部の学生チューターと指導教員がオックスフォード生に一人ずつついてバックアップします。

5日のオリエンテーションは午前10時から人文学研究科B棟231教室でスタート。12人のオックスフォード生にアドバイザリーボード委員長の長野順子教授が「神戸大学の全員が皆さんを歓迎します。神戸大学文学部は小規模ながら多様な知的空間が広がっています。日本語力を向上させて、それぞれの世界を切り開いてください」とあいさつ。月~金の午前中2コマの日本語授業や、午後の文学部の選択授業について説明。日本語担当のコーディネーターから「毎朝、漢字テストを行います」と宣言されると、学生たちは「いくつずつテストするの」と早速質問していました。この後、試験、成績、アルバイト、奨学金の説明や、毎週水曜午後1時20分から文学部A棟1階学生ラウンジで開くInternational Hour (10月17日スタート) の案内がありました。

オックスフォード生の一人、ニコラ・フィリップスさんは「社会学や倫理学を学びたいと考えています。休みの日には京都、奈良、沖縄に行ってみたい」と話していました。

(広報室)