神戸大学

ベルギーでセミナー及びワークショップを開催しました

2012年11月05日

リエージュ大学ゲノム応用センター

10月3日~5日にかけて、吉田優医学研究科准教授によるセミナー“Serum metabolomics by GC/MS as a novel diagnostic approach for diseases”がリエージュ大学ゲノム応用センター (GIGA)、ルーヴァン・カトリック大学 (UCL) 医学部、ブリュッセル自由大学附属病院において行われました。

リエージュ大学ゲノム応用センターでは、ジョゼフ・マーシャル理事長、ジャック・ピエット センター長の案内の下、およそ30名の研究者がセミナーに参加し、プレゼンテーション後には活発な質疑応答がありました。その後、センターの各研究グループとの討議があり、今後の共同研究について模索しました。

ルーヴァン・カトリック大学医学部

ルーヴァン・カトリック大学医学部では、吉田准教授の研究に関連する研究室を訪問し、個々の研究者と情報及び意見交換した後、セミナーが行われ、およそ40名の研究者が参加し、質疑応答はセミナー終了後の懇親会にまで及びました。

ブリュッセル自由大学附属病院でのセミナーには、消化器内科の臨床医を中心におよそ15名が参加し、吉田准教授の取り組みに高い関心が示されました。

ブリュッセル自由大学附属病院

また、10月12日には、本学のブリュッセルオフィスにおいて、簑原俊洋法学研究科教授主催のワークショップが開催されました。“Where has Japan gone? - Workshop discussing the state of Japanese studies in Europe amidst the decline of Japan”をテーマにしたワークショップには、簑原教授、関根由紀法学研究科教授、片山和之在ベルギー王国日本国大使館公使の他、ルーヴァン・カトリック大学 (KUL)、ハイデルベルク大学、オックスフォード大学、リーズ大学、サン=ルイ大学、オランダ国際関係研究所、Brill社から研究者が集い、近年の欧州における日本学の位置づけや動向について情報及び意見交換し、広くアジアの中で日本を捉えるという流れを確認しました。

(国際部国際企画課)