神戸大学国際コミュニケーションセンター石川慎一郎研究室で開発を行っていたアジア圏英語学習者コーパスInternational Corpus Network of Asian Learners of English (ICNALE) の完成を記念し、平成24年3月23日(土)～24日(日)にかけ、神戸大学百年記念館六甲ホールにおいて、国際シンポジウムLearner Corpus Studies in Asia and the World (LCSAW) 2013が開催されました。
当日は、ICNALEプロジェクトの統括責任者である石川による基調報告のほか、ルーヴァン＝カトリック大学 (ベルギー) のSylviane Granger博士、グリフィス大学 (オーストラリア) のAndy Kirkpatrick博士、シンガポール国立大学のVincent Ooi博士、東京外国語大学の投野由紀夫博士による講演、また、アラブ首長国連邦・台湾・マカオ・マレーシア (50音順) を含む内外の研究者による12本の研究発表が行われました。
2日間の会期中、国内外より延べ約160名の参加があり、ICNALEをはじめとする大型学習者コーパスに基づく中間言語 (interlanguage) 研究の今後の可能性について活発な討議が行われました。また、参加者は、研究討議はもちろんのこと、キャンパスを彩る早咲きの桜と、百年記念館からの美しい神戸の眺望を満喫しました。
本シンポジウムは、神戸大学国際コミュニケーションセンター、神戸大学国際文化学研究科異文化交流研究センター、兵庫県教育委員会、神戸新聞社からご後援をいただき、神戸大学創立110周年記念事業の一環として開催されました。開催にかかる関係各位のご支援に感謝申し上げます。
