神戸大学

「出光佐三記念六甲台講堂」にて附属中等教育学校の入学式を挙行しました

2013年04月23日

平成25年4月10日附属中等教育学校の第5回入学式を行いました。

式では、船寄俊雄中等教育学校長から、入学式会場となった出光佐三記念六甲台講堂にちなんで、出光佐三氏が本学の卒業生で、大学で学んだことを会社経営に活かしていたことなどを述べ、本学の構成員として「神戸大学の歴史と伝統に関わること」について話しました。また、講堂にある中山正實画伯の壁画「光明」「雄図」「富士」を新入生に重ねて、「この先に希望もあれば困難もある。」「未来をつくる仕事に参加する使命がある。」と言葉をかけました。

続いて、藤田誠一理事・副学長 (附属学校担当) は、「本校の前身となる附属住吉中学校・附属明石中学校の歴史と伝統を受け継ぐとともに、神戸大学の『真摯・自由・協同』」という教育理念に基づき、自らの手で立派な中等教育学校を作ろうという気概と誇りをもって、これから始まる中等教育学校の6年間を過ごしてください。」と、新入生に期待の言葉をかけました。また、自身の専門である国際金融論について、報道等で良く耳にするユーロ・G20・円安について説明し、「附属中等教育学校で基礎的な勉強をされると同時に、世の中でどんなことが起こっているか、日頃から興味を持ってください。」と学びの姿勢について述べました。

そして、これらの言葉を受け、新入生代表が6年間の学校生活への思いを宣言しました。

当日は、天気にも恵まれ、真新しい制服を着た新入生の表情は晴れやかで、これからの学校生活への希望に胸をふくらませている様子でした。

附属学校では、このほか附属幼稚園・小学校・特別支援学校の入学式を各学校園で行い、合わせて327名の新入生を迎えることができました。

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(附属学校部)