神戸大学

タイのブーラパー大学から訪問がありました

2013年05月22日

5月10日、タイのブーラパー大学から法学部の教職員を中心とした計60名の一行が神戸大学法学部・法学研究科を訪れました。

ブーラパー大学は1955年に設立されたBangsaen Educational Collegeを基礎とする公立の総合大学です。現在は22の学部と16の修士課程、15の博士課程から構成されており、46,441名の学生がChon Buri、Chanthaburi、Sakaeoの3つのキャンパスで学んでいます。

懇談では、井上典之国際担当理事・副学長及び窪田充見法学研究科長から歓迎の挨拶があり、グローバル社会においてアジアの大学との連携を近年益々重要視している旨が伝えられました。続いて、齋藤彰国際交流推進本部副本部長・法学研究科教授から、法学部・法学研究科の国際化についての取組の紹介があり、若手教員の海外派遣や留学生の受入について説明しました。また、事前に先方から提出された質問表に基づいて、関根由紀法学研究科教授から法学部・法学研究科のカリキュラム及び教員のキャリアパス等についての説明が行われました。懇談の最後には、ブーラパー大学側から日本の司法試験制度や法科大学院についての質問があり、活発な質疑応答が行われました。今回の訪問が、今後の両大学の交流のきっかけとなることが期待されます。

なお、懇談は2012年10月に竣工された模擬法廷棟「ラ・クール」で行われ、懇談に先立ち、動画大学案内「神戸からの風」(英語版) が上映されました。

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(国際部国際企画課)