神戸大学

神戸市と包括連携協定を締結しました

2013年05月30日

神戸大学は5月24日(金)、神戸市と「連携協定」を締結しました。

神戸大学と神戸市との間では、神戸市域における最大の“知”の拠点と、市民生活を支える基礎自治体として、毎年、約80例の連携・交流事業に取り組んでいます。また、平成16年度には国立大学と行政区では全国初となる連携協定を灘区との間で締結しているほか、個々の事業目的に沿った協定・覚書等を締結し、連携・交流を深めてきました。

このたび、政令指定都市を対象としては初めての包括連携協定を神戸市と締結しました。

調印式は、神戸市役所の会見室で行われ、始めに、福田秀樹学長と矢田立郎市長が協定締結を契機に一層の連携関係の充実、推進を図るシンボル的な事業について説明を行い、その後、調印、記念撮影、記者との質疑応答が行われました。

記者との質疑応答では、多くの記者から会見時間をオーバーするほどの質問をいただき、海外事務所の活用や膜工学に関する質問に対して福田学長から丁寧な説明が行われました。

地域連携推進室では、協定締結を契機として、神戸市との連携関係をこれまで以上に充実させていきたいと考えています。

シンボル的な連携事業一覧

事業名概要
大学のある街連携事業大学と灘区等が協働で取り組んできた様々な地域まちづくり事業を充実させる。
神戸クラスターに関する連携京コンピューター等を活用して、神戸医療産業都市を推進する。
障がい児支援に関する連携ライフステージを通じて、障がい児やハイリスク児とその家族を支援する。
安全な都市づくりに関する連携神戸における防災・減災、より安全な都市づくりを行う。
革新的膜工学研究に関する連携革新的膜工学を用いた下水処理および上水に関する連携を行う。
歴史文化に関する連携これまで連携して実施してきた神戸市内の歴史文化の育成支援の充実を図る。
神戸市海外事務所の活用神戸市シアトル事務所を通じて、神戸大学からの留学生が米国の企業等を訪問・視察する機会を図る。

(地域連携推進室)