神戸大学

「念ずれば花開く」~三つの震災犠牲者への思いを込めてタッチフットボール交流試合

2013年06月06日

神戸大学フットボールチーム「Rooks」は6月22日午後5時から神戸市灘区青谷町1-1の王子スタジアムで、福島県の郡山女子大学タッチフットボールチーム「KGC LIBERTAS」現役・OG混合チームと対戦します。震災被災者追悼と復興イベントを兼ねての交流試合となります。

神戸大学Rooksは1994年創部。翌年の1995年に起きた阪神淡路大震災でチーム存続が危ぶまれましたが、日本一の座を目指す夢を捨てずに活動を継続。2000年1月に全国大会初優勝。その後も2001年、2010年、2013年と計4回日本一に輝いています。

郡山女子大学KGC LIBERTASは2005年創部。2011年の東日本大震災の被災後も練習を続け、昨年度は東西大学王座決定戦プリンセスボウルに東日本代表として初出場。全国3位の好成績を収めました。

この二つの大震災の間の2011年2月、Rooksでかつて副将を務めた平林祐子さん (医学部看護学科卒) が留学先のニュージーランドで大震災に遭い帰らぬ人となりました。卒業後、助産師をするうち国際看護師の夢が膨らんでの留学でした。

この平林さんが現役の頃から大事にしていた言葉が「念ずれば花開く」です。決してあきらめないことの大切さを教えてくれるこの言葉を胸に、阪神淡路大震災、東日本大震災から立ち上がった二つのチームが全力でぶつかります。ぜひご声援ください。

22日は午後4時半から震災被災者追悼および復興イベント。午後5時から試合スタートです。入場無料。当日は神戸大学フットボールデーで、午後2時から近畿大学と神戸大学のアメリカンフットボールの試合があり、こちらは有料となります。

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(広報室)