神戸大学

井上国際担当理事、北京外国語大学・清華大学・北京大学・中国人民大学を訪問

2013年06月13日

2013年5月22~24日、井上典之国際担当理事、王柯神戸大学中国事務所長、根岸国際企画課長らは、北京外国語大学・清華大学・北京大学・中国人民大学を訪問しました。

5月22日、井上理事一行は北京外国語大学を表敬訪問しました。北京外国語大学は中国国内で最高峰の外国語教育機関であり、国家重点大学のひとつです。懇談の中で井上理事は、これまで築き上げてきた両校の学術、教員及び学生交流の成果を基盤とし、より一層の交流を図り、緊密な協力関係を構築したいとの意向を示しました。

同日午後、井上理事一行は清華大学の謝維和副学長を表敬訪問しました。清華大学は1911年に清華学堂として設立され、国家重点大学のひとつであり、工学系においては中国トップ大学としての地位を築いています。懇談の中で井上理事と謝維和副学長は、都市防災・減災分野を中心としたこれまでの交流について確認するとともに、今後の相互交流の展開について意見交換を行いました。さらに、懇談の中で井上理事は、神戸大学の国際交流組織を紹介するとともに、中国事務所を活用した交流を実施したいとの意向を示しました。

5月23日、井上理事一行は北京大学の呉志攀副学長を表敬訪問しました。北京大学は1898年に京師大学堂として設立され、中国初の国立総合大学及び最高教育行政機関となり、名実共に中国トップの大学です。懇談で呉志攀から、日本のマンガやアニメに興味を持つ学生が多数在籍していることを背景に、今後、サブカルチャーをはじめとした文化産業分野における教員交流及びシンポジウムの実施等を積極的に推進したいとの意向が示されました。

5月24日、井上理事一行は中国人民大学の伊志宏副学長を表敬訪問しました。中国人民大学は1937年に設立された陜北公学が前身であり、人文社会科学を主とした研究型総合大学です。懇談で両校は、ダブルディグリープログラムを例に上げ、一歩踏み込んだ学生交流の可能性について意見交換を行いました。懇談には、黄江明商学院副院長及び黄大慧国際関係学院教授も同席し、両者からは、商学及び国際協力分野において交流を促進したいとの意向が示されました。

また、5月23日午後、井上理事一行は神戸大学中国事務所及び日本学術振興会 (JSPS) 北京研究連絡センターを訪問し、和田修JSPS北京研究連絡センター長よりJSPS北京研究連絡センターの学術振興や他大学との国際交流について説明を受けました。

さらに、同日の夜、第27回中国同窓会 (北京) が開催されました。18名の同窓生・大学関係者が一堂に集まり、井上理事及び王中国事務所長の就任挨拶や同窓生の近況報告等が行われ、終始和やかな雰囲気の中で盛会に挙行されました。

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(国際部国際企画課)