神戸大学

第1回ビブリオバトル、爆笑の場面も

2013年06月13日

知的書評合戦「第1回ビブリオバトル in 神大図書館」が13日、神戸大学人文科学図書館ラーニングコモンズで開かれ、バトラー6人が観客31人の前で持ち寄った一押しの本の魅力を語り、コミカルな語り口に爆笑がおきる場面も。次回は8月7日に総合・国際文化学図書館で開かれます。

ひとり5分でおすすめの本の魅力を語り、最後にどの本を一番読みたくなったか投票する「ビブリオバトル」は学校で、図書館で静かな人気を集めています。今回は「人文科学図書館ラーニングコモンズ開設記念」と銘打って行われ、バトラーには文学部生3人、オックスフォードからの留学生1人、経営学部生1人、図書館職員1人の計6人。おすすめの本について熱弁を振るいました。「ダンシング・ヴァニティ」 (筒井康隆著)、「地下街の人びと」 (ジャック・ケルアック著)、「闘争領域の拡大」 (ミシェル・ウエルベック著)、「仮面物語」 (山尾悠子著)、「独立国家のつくりかた」 (坂口恭平著)、「LOVE理論」 (水野愛也著) のうち大いに沸いたのは「モテない人への究極の理論」と言われる「LOVE理論」を取りあげた学生のプレゼン。「モテない悩みが解消された」との告白に爆笑が起きました。

結局、1位に輝いたのは新政府を作るという「独立国家のつくりかた」を推した出口雄大さん。記念品を渡され「先生に勧められて参加しましたが、自分の言葉で語るいい機会になりました」と話しました。

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(広報室)