神戸大学

「大規模災害から学ぶ」-世界銀行日本共同研究プロジェクトのテクニカル・ワークショップが行われました

2013年06月28日


2013年6月24日、世界銀行日本共同研究プロジェクト「大規模災害から学ぶ」政策対話プログラムのテクニカル・ワークショップが、世界銀行東京事務所、国際復興支援プラットフォーム (IRP) 事務局 (神戸市)、JICA東北 (仙台市)、JICAマレーシア事務所の四地点をテレビ会議システムで結んで行われました。

このプロジェクトは、東日本大震災から日本が学んだ教訓を、災害に苦しむ国々に災害リスク管理と復興について役立ててもらうことを目的として、2011年10月からはじめられたものです。 ワークショップには、世界銀行が招聘したウガンダのエクウエルムサ防災大臣やインドネシア、ケニア、スリランカ、モルジブの局長級の高官を交え、日本政府、世界銀行等から専門家約50人が参加しました。

神戸大学からは、塩崎賢明名誉教授が「Reconstruction of permanent housing in Tohoku (東北における恒久住宅の再建)」、奥村弘文学研究科教授が「”Memory” preservation activity of disaster areas and its significance (被災地における“記憶”の保存活動とその意義)」と題し、阪神・淡路大震災や東日本大震災経験をふまえた報告を行いました。その後、JICAマレーシア事務所から田中泰雄名誉教授も加わり、テレビ画面を通して国内外の参加者による活発な意見交換が行われました。

(震災復興支援・災害科学研究推進室)