神戸大学

兵庫県知事と神戸大学医学部地域特別学生との懇談会が開催されました

2013年08月06日

兵庫県公館に集まった
兵庫県の修学資金を受給している1~6回生の28名

神戸大学医学部では、兵庫県における地域医療・特定診療科の偏在問題を打開すべく、平成22年度より推薦入試「地域特別枠」を設け、兵庫県と連携し地域医療医師の確保対策を推進しています。現在、1~4回生の26名と平成21年度以前の入学者で兵庫県奨学金受給者の2名の併せて28名が、将来医師不足地域で活動するための知識・技能を日々習得しています。

7月26日 (金) 午後、兵庫県公館にて井戸敏三兵庫県知事、医療行政幹部と学生28名の懇談会が開催されました。神戸大学医学部からは中村俊一医学科長、苅田典生総合臨床教育センター長が、そして県養成医師の派遣先の1つである県立柏原病院の秋田穂束病院長 (平成25年3月まで神戸大学医学部教授) が参加しました。

井戸兵庫県知事から励ましの言葉を受ける学生

井戸知事より、「しっかりした目的意識を持っているみなさんに、兵庫県の医療行政に協力いただきたい。これからも夢に向かって進んでほしい」と、学生へ励ましの言葉がありました。井戸知事ご自身の病院にまつわるエピソードなど気さくなお話もあり終始和やかな雰囲気の中、緊張した様子の学生も、時間が経つにつれ積極的に発言する場面が多くありました。

終了後、学生からは「自分の進路や将来を見つめ直す良い機会となりました。井戸知事ともお話し出来、貴重な経験でした。」などの感想がありました。学生にとって大学生活をより一層充実させるとともに、地域医療への意欲を高める良い会となりました。

(医学部)