この度、インターネットサイト「グーグル・グループ」を通じて、学業成績の一部を含む個人情報が学外に流出したことが外部からの指摘で判明しました。直ちに対策を講じましたが、流出した情報に該当する受講生ならびに関係者にご迷惑をおかけしたこと、ならびに大学の信頼を損なう事態を招きましたことにつきまして、深くお詫びを申し上げます。

1. 情報流出の経緯

8月11日、外部からの指摘により、当センター所属の講師が管理するインターネット上の共有サイト「グーグル・グループ」が誰でも閲覧可能になっており、そこに学業成績の一部を含む個人情報が掲載されていることが判明しました。閲覧可能となっていた情報は以下のとおりです。

神戸大学留学生センター、2013年度前期日本語予備教育コースDクラスに関する以下の情報。

• 受講生氏名 (5名の一部)
• 受講生 (5名) の成績評価案
• 受講生 (5名) の出欠を含む学習進捗状況
• 講義の進捗状況

事案判明後、速やかに対策を講じましたが、4月に共有サイトを利用開始してから対策を講じるまでの間、自由に当該サイトにアクセス可能となっておりました。また、当該サイトは、担当教員間での講義の進行状況などに関する情報交換が行われており、その内容に学業成績の一部が含まれていました。

2. 現在までの対応

当該講義は、本年度から複数の教員によるリレー形式の講義に変更されたため、講義の進捗状況ならびに受講生の学習到達状況の講師間での共有が必要になり、「グーグル・グループ」を使い始めていました。この際、閲覧権限の設定が不適切であったため、誰でも閲覧が可能となっていました。外部からの指摘を受けて、直ちに当該サイトへは関係者以外のアクセスができないように設定を変更しました。また、当該サイトに掲載されている学業成績情報は、全て削除をしました。学業成績に該当する受講生本人には、メールにより流出の可能性を報告するとともにお詫びを申し上げました。また、大学ホームページには、情報流出の事実を掲載し、関係各位にお詫びを申し上げました。

3. 再発防止策

7月に本学で制定された「インターネット上のサービス利用に関するガイドライン」にのっとった運用がセンターでなされているかチェックします。教職員に対して、情報セキュリティに関するセミナーの実施ならびに受講を徹底いたします。また、情報セキュリティに重大な支障をもたらすと懸念される状況に関する情報を適宜、教職員・学生に提供し、再発防止に努めて参ります。

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