神戸大学

高校生向け「公開授業」を開催しました

2013年10月04日

神戸大学は、8月1日・2日の2日間にわたって「平成25年度高大連携特別講義 (公開授業)」を開催しました。8月1日の「自然科学概論」は、理学部、工学部、農学部、海事科学部の教員による4講義、8月2日の「人文科学概論」は、文学部、国際文化学部、発達科学部の教員による3講義を開講しました。

1日目は高大連携実施専門委員会の米谷委員長、2日目は大学教育推進機構の大野副機構長による開講の挨拶で始まり、レジュメなどの配付資料に加えて、プロジェクターを使ったパワーポイントによる画像や動画など、映像や音響を駆使して、わかりやすく工夫された授業が行われました。中には古代ギリシアの民主政と奴隷制を題材に、奴隷労働の意味や奴隷が社会的に存在することの意味、またそれが民主政にどのような影響を及ぼしたのかなど、高等学校で学ぶ事柄について違う側面から解説する講義に受講生達は熱心に聞きいっていました。

受講生からは、「様々な方面の知識を得ることができ、視野が広がった」「高校とは違う大学の授業の雰囲気を知ることができた」「一つ一つの学部について深く知ることができた」「進路選択の幅が広がった」「これまで以上に大学での勉強に興味がわいた」などの感想が寄せられました。

講義終了後の修了証書授与式では、全講義に出席した受講生に修了証書と記念品が授与されました。「自然科学概論」は27名、「人文科学概論」は36名の計63名が修了しました。

(学務部教育推進課)