神戸大学

神戸オックスフォード日本学プログラム、2年目がスタート

2013年10月04日

神戸オックスフォード日本学プログラム (KOJSP) 2期生としてオックスフォード大学東洋学部日本学専攻の2年生12人全員が10月1日に来日。4日、人文学研究科学生ホールでオリエンテーションが行われました。

2期生は男性4人、女性8人。今年から同じ専修・教育分野の学生がチューターにつくことになりました。藤井勝人文学研究科長が「神戸大学は研究・教育分野で秀でているだけでなく、海と山に挟まれた環境は国立大学の中でもトップクラスです。海を眺めてリラックスして学んでください」と励ましました。

この後、オックスフォード生全員が自己紹介。「トムと呼んで」「ハルといってください」とニックネームも飛び出しました。8日には学生たち一人一人の日本語力を測る「プレースメントテスト」 (文法、読解、聴解、会話、漢字・語彙) も行われる予定で、学生たちから質問が飛びました。

ハルことシャールカ・フェンスローバーさんは「神戸大学では美術を学びたい。近代美術がメーンだけれど、北斎などの浮世絵にも興味があります」と話し、トムことトーマス・マーティンさんは「心理学に興味があります。長崎、広島にも旅行したい」と話していました。

2期生は7日から受講を始め、来年7月末まで午前中は留学生センターで日本語を学び、午後は文学部で講義を受けます。 オリエンテーションで河島真准教授は「この一年、皆さんは日本人学生と大いに交流してください。寮ではオックスフォード生で集まっても、大学では日本人と一緒になって、日本語に磨きをかけてください」と話しました。

(広報室)