神戸大学

文部科学大臣感謝状伝達式ならびに神戸大学医学部解剖体慰霊祭を行いました

2013年11月11日

11月6日(水) 13時30分より神戸大学医学部会館シスメックスホールにおいて、平成25年度神戸大学医学部解剖体慰霊祭を厳かに執り行いました。

慰霊祭式場内

ご遺族、来賓、教職員・学生等300名余りの参列の下、開式の辞に始まり、物故者1,641位 (系統解剖57位、病理解剖41位、法医・監察解剖1,543位) に対して黙祷をささげました。

続いて、片岡徹医学部長から、医学の教育・研究のために御体を捧げてくださった方の尊い御厚意は医学の進歩に寄与し、社会に貢献するところが多大なるものがあり、感謝にたえない旨の挨拶があり、引き続いて、学生代表鈴木貴久さん (神戸大学医学部医学科2回生)、神戸大学のじぎく会・松本允男会長から挨拶の後、参列者全員が献花し、故人のご冥福をお祈りいたしました。

最後に医学研究科法医学分野上野易弘教授から、解剖に対して深くご理解くださいましたご遺族と、解剖に関わる業務の円滑な遂行に協力いただいた関係者各位に対し感謝のことばと、医学にたずさわる者一同は、誠心誠意、研鑽努力を重ねることを誓うことばが述べられました。

なお、神戸大学医学部創設以来の御霊は総計49,567位となりました。

挨拶する片岡医学部長
献花
感謝状伝達式

また、解剖体慰霊祭に先立ち、12時30分より神緑会館多目的ホールにおいて、系統解剖学実習のために自らの御体を医学部に献体された故人を顕彰して、文部科学大臣感謝状が片岡徹医学部長より19名のご遺族に伝達され、感謝の言葉が述べられました。

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(医学部学務課総務係)