神戸大学

学生サークル「Truss」に神戸キワニス社会公益賞

2013年12月05日

神戸大学の留学生支援・国際交流ボランティアサークル「Truss」 (濱田祐輔代表、75人) が第38回神戸キワニス社会公益賞に選ばれ、4日夜、神戸ポートピアホテルで贈呈式が行われました。

Truss (トラス) は1994年に留学生センターの瀬口郁子助教授 (当時) が中心になって創設した神戸大学の留学生支援・国際交流ボランティアサークルです。その支援活動は「受け入れ」「キッチン計画」「ウェルカム・パーティ」の3本柱。毎年春秋に神戸大学にやってくる新入留学生は日本語での書類作成が苦手です。その留学生たちのために住民登録の書類の書き方を教え、国民健康保険の加入・銀行口座開設を助け、健康診断をサポートするのが「受け入れ」です。留学生は生活用品をそろえるのにも購入場所、費用などに負担を感じます。このため食器、ドライヤー、アイロンなどの生活必需品を提供するバザーを年2回開催しています。これが「キッチン計画」。さらには年2回の「ウェルカム・パーティ」も。トラスの新入生歓迎イベントも兼ねています。サークル活動を通じて言語や文化を異にする外国人と交流することは楽しい半面で、大きなエネルギーを必要とします。そして異文化交流の奥深さに気づいた会員たちは次々と海外留学に旅立っています。また、Trussは震災への支援活動や地域のボランティア団体との交流、協力も行っています。

このようなTrussの活動が、ベトナムに子ども病院を贈るなど幅広い活動をしている社会奉仕団体、神戸キワニスクラブ (西川公一朗会長) に評価され受賞に至りました。西川会長は「留学生をもっと増やそうという時代、Trussの活動は素晴らしい」と讃えて、濱田代表に神戸キワニス社会公益賞を贈りました。

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(広報室)