神戸大学

「神戸大学システム情報学研究科3周年記念シンポジウム」を開催しました

2014年02月12日

神戸大学システム情報学研究科3周年記念シンポジウム「知の統合による技術と社会の調和を目指して―学際的融合研究の推進―」が2月5日午後、神戸大学百年記念館六甲ホールで開かれました。

シンポジウムは、福田秀樹学長の挨拶でスタート。来賓代表の文部科学省研究振興局参事官 (情報担当) 付情報科学技術推進官、田畑伸哉氏がご挨拶。続いて、吉本雅彦研究科長が3年間のシステム情報学研究科の教育研究活動の成果や今後のビジョンを紹介しました。研究科が有する学際的融合研究の推進に向けた学内ハブとして役割を担い得るポテンシャルについても触れるなど、アグレッシブな内容でした。

招待講演は筑波大学計算科学研究センター教授・HPCIコンソーシアム理事長の宇川彰氏が「計算と科学」の題で、三菱電機(株)先端技術総合研究所長の田中健一氏が「データ活用と価値創造 ―家庭・交通・ビル・工場―」の題で話されました。科学や工学において計算が担う役割の大きさやCPS (Cyber-Physical Systems) アプローチの重要性について触れ、それぞれ独自の観点から極めて有意義な指摘をされました。続いて、研究科トピックスとして、6名の教員が現在進行中の教育研究プロジェクトを中心として話題提供。インパクトの強い講演で、学内外からシンポジウムに参加していただいた方々に研究科のパフォーマンスを十二分にアピールできました。

シンポジウムでは、大学関係者や研究機関、産業界関係者をはじめとして355名の来場者がありました。また、シンポジウム終了後に瀧川記念学術交流会館にて開催された交流会にも約100名の来場者があり、本学教員や来場者で活発に意見交換が行われ、相互の交流が深められました。

ご参加いただいた皆様に感謝の意を表するとともに、ご後援いただいた一般社団法人 神戸大学工学振興会 (KTC) に深謝致します。

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(システム情報学研究科)