2月27日、ミヒャエル・ライテラーEU大使が福田秀樹神戸大学長を表敬訪問しました。ライテラー大使は、かつて駐日欧州委員会代表部公使をされていた際、EUインスティテュート(EUIJ)関西の設立にEU側から尽力。その後、駐スイス連邦、リヒテンシュタイン公国EU大使を務められた後、現在は、EUの「外務省」といわれる欧州対外活動庁でアジア太平洋局シニア・アドバイザーを務めています。

この日、福田学長は神戸大学がEUとライテラー大使から温かい支援を頂いていることに謝意を表明。大使は「EUは日欧学術交流において神戸大学が果たしている役割にとても感謝しています。EUIJ、EU総合学術センター、日欧連携教育府などを通じて一貫したEU教育研究が行われていることを高く評価していますし、一層の活動を期待しています」と話されました。

表敬訪問に先立ち、ライテラー大使は日欧連携教育府とEUIJ関西の活動について、関係する教員と様々な面から議論をされました。さらに神戸大学統合研究拠点と理研計算科学研究機構も訪問、EUIJ関西の春季合宿にも参加されました。さらに兵庫EU協会、法学研究科で日・EU関係、EU・アジア関係についての講演もされました。