神戸大学

137年の歴史を刻んで附属住吉小学校の卒業式と閉校式

2014年03月10日

挨拶する伊藤 篤校長
フジテレビアナウンサー
佐々木恭子さん

神戸大学附属住吉小学校の卒業式と閉校式が3月10日行われ、最後の6年生120人が巣立ちました。附属住吉小学校はノーベル物理学賞を受賞した江崎玲於奈さん、同化学賞を受賞した野依良治さんらが卒業。生徒の自主性を重んじた教育をすることで知られてきました。附属学校の再編に伴い、附属住吉小学校と附属明石小学校を順次募集停止し、明石小学校敷地に開設された神戸大学附属小学校に集約してきており、今回最後の6年生 (住吉120人、明石77人) が卒業、両校とも3月末で閉校となります。

10日午前9時半から行われた卒業式では卒業生1人1人に卒業証書を授与。「同窓生からの贈り物」として野依良治・理化学研究所理事長、根元かおる・東京国連広報センター所長からビデオメッセージ。フジテレビアナウンサーの佐々木恭子さんが「夢は生きる原動力。常に自分と向き合い、一歩踏み出す勇気を持って自分をワクワクさせ続けてほしい。みんなは誰かの宝物です。」と卒業生にエールを送り、音楽家の小坂明子さんが自作のメロディーに在校生から募集した歌詞をつけた歌「ぼくらの未来へ~Have A Dream~」を披露して卒業を祝いました。

附属明石小学校でも3月19日に卒業式と閉校式が行われます。

一人一人門出の言葉を述べる卒業生ら

(広報室)