神戸大学

晴れやかに平成25年度学位記授与式 (卒業式)

2014年03月26日

神戸大学は3月25日、平成25年度の学位記授与式 (卒業式、修了式) を、神戸ポートアイランドホール (ワールド記念ホール) で行いました。学部卒業生2,593人に学士、大学院博士前期課程修了生1,190人と法学研究科と経営学研究科の専門職学位課程修了生63人合わせて1,253人に修士の学位が授与されました。

学位授与式は午前10時半にスタート。福田学長が約1時間かけて各学部、各大学院研究科代表1人ずつに学位記を手渡しました。式辞で福田秀樹学長は企業での24年間の研究生活を振り返りながら「1つの研究成果がそのまま製品開発に結びつくというケースは非常に少ないことを学びました。製品化するには他の様々な技術を組み合わせる必要があり、そこでポイントになるのがネットワーク力」と強調。バイオプロダクション次世代農工連携拠点で成功している「産産学連携」を例に挙げて、「企業にはお互いの情報交換が製品化をスピードアップするのに役立つことを納得してもらいました。閉鎖社会だったかもしれない日本の企業も大学もこれからは幅広いネットワークを構成して、未来を目指すことになります」と話しました。

これに対し、卒業生を代表して文学部の田岡彩希さんが「大学で得た交流の1つ1つが私たちを育ててくれました。出会いに感謝して自分の道を切り開いていきます」と答辞。修了生を代表して農学研究科の上森喬大さんは「私たちは少子高齢化、東日本大震災後の社会に巣立ちますが、これからの日本を、世界を正しい道に導いていくよう邁進していきます」と力を込めました。

最後に神戸大学混成合唱団アポロン、エルデが神戸大学交響楽団の演奏で学歌を合唱し、応援団総部が力強いエールで先輩たちを送り出しました。

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(広報室)