神戸大学

国際協力研究科がトロントとワシントンDCで海外実習を実施しました

2014年03月26日

大学院国際協力研究科では、2014年3月9日から3月22日まで「国際機関から学ぶリスク・マネージメントに関する調査 (担当教員: 小川啓一教授)」をテーマに、カナダのトロントとアメリカ合衆国の首都ワシントンの両都市にて海外実習を実施しました。本実習には、本研究科から9名の大学院生が参加しました。

トロントでは「第58回比較国際教育学会 (Comparative International Education Society : CIES)」に参加し、研修参加者の多くが研究発表をしました。発表を通じ、各学生は第一線で活躍されている研究者や実務者から自身の研究に対して有益なコメントを得ることが出来ました。さらに他の参加者の発表も聞き、教育開発分野におけるリスク・マネージメントに関する最新の研究の見識を深めました。本学会には世界中から研究者や国際援助機関 (ユネスコ、ユニセフ、世界銀行等) で活躍している専門家が参集し、研究成果を共有しました。参加学生は、彼らと研究に関する意見交換をするだけでなく、将来の就職活動を兼ねたネットワーキングを実施することができました。

ワシントンでは、世界銀行本部、国際通貨基金、米州開発銀行、アメリカ国際開発庁、ジョージワシントン大学、FHI360 (国際開発NPO) 等を訪問しました。国際開発分野の第一線で活躍されている専門家にインタビューを実施し、リスク・マネージメントに関する知識を一層深めることができました。FHI360では、ハーバード大学の大学院生20名と一緒にセミナーに参加し、交流機会を持ちました。また、世界銀行本部では、当行で活躍している本研究科の修了生らとも交流を深めることができました。

(国際協力研究科)