神戸大学

UC San Diego × Kobe University Joint Research Kick-off Symposiumを開催しました

2015年03月17日

神戸大学が日米連携強化大学の一校に指定するカリフォルニア大学サンディエゴ校 (UC San Diego) との間で、I.防災・減災、II.スーパーコンピュータ、III.バイオシグナル、IV.建築・市民工学の4つのテーマに関する共同研究のキックオフを記念した学術シンポジウムを2月5日(木)、神戸大学百年記念館六甲ホールで開催しました。

武田廣副学長・研究担当理事は、開会の挨拶の中で本シンポジウムをUC San Diegoと本学との連携の第一歩と位置づけ、より強固な連携基盤の確立に向けた今後の展開への期待を示しました。また、来賓のKeith Lommel駐大阪神戸アメリカ総領事館広報担当領事・関西アメリカンセンター館長は、日本から米国への留学生が半減している事実に言及しつつ、米国は日本からの留学生を2020年までに倍増させたいと考えおり、草の根の研究教育交流こそが両国間の実質的な連携交流に必須であるとの考えを述べました。閉会に当たって井上典之副学長・国際担当理事から、神戸大学の国際戦略上も、両校・両国間の連携は重要である旨の挨拶があり、一日にわたったシンポジウムはその幕を閉じました。

本シンポジウムには約80名の本学教職員・学生、民間企業からの参加があり、参加者から各発表者に対して多数の質問が寄せられ、活発な意見交換が行われました。また、シンポジウムと前後して、それぞれの研究グループにおいて、今後の共同研究のテーマや進め方について個別に議論を深めるセッションが行われました。北米他大学をも巻き込んだ、より大きな研究グループでの共同研究に発展することが期待されます。

なお、シンポジウム当日のお昼休みを利用して、関西アメリカンセンターEducation USAアドバイザー西部由美氏によるアメリカ留学説明会も開催され、留学に興味を持つ学生が多数参加しました。

(国際部国際企画課)