神戸大学法学研究科は2015年4月8日から10日の3日間、六甲台キャンパスおよび統合研究拠点で合宿形式の研究集会「Kobe Sakura Meeting 2015 (5th International Conference for Collaborative Research in International Relations and Comparative Politics)」を開催しました。
法学研究科は、国際政治学や比較政治学分野での国際共同研究を幅広く推進するプラットフォーム作りに力を入れており、この企画はその活動の一環として毎年実施。今回は、日本の研究者・院生・学部生とアメリカ合衆国、イギリス、スイス、オーストリア、ノ ルウェー、カザフスタンといった国々の研究者ら約30名が参加しました。
ミーティングでは、初日に研究者のマッチングを進める取り組みを実施。2日目と3日目には「地理情報を用いた国際紛争研究の新展開」「経済相互依存の紛争エスカレーション抑制効果に関する実験研究」をはじめ、20以上の国際共同研究が発表されました。今後、それらが国際学術雑誌で刊行されていくことが期待されています。