神戸大学農学研究科の食資源教育研究センターには学生の教育・実習用に約100頭の黒毛和種(和牛)が飼養されており、年間30頭近くの肥育牛が出荷されます。牛たちは子牛の時期には広大な敷地に放牧され、出荷されるまではセンターで収穫された良質の牧草を食べて育ちます。肥育牛を生産する母牛の選抜には、同研究科で発見された牛肉の風味を向上させ、かつヒトの健康によいと知られている不飽和脂肪酸の含有割合を高める遺伝子が利用されています。
そんな食資源教育研究センターで育った「神戸大学ビーフ」を100%使用したハンバーグセットが伊勢丹のお中元商品として発売されました。まるまる1頭を贅沢に使用し、「農学の成果×こだわりの製法」で作られた風味豊かなハンバーグです。