神戸大学

神戸大学国内留学生同窓会 in 大阪を開催しました

2015年07月13日

神戸大学国内留学生同窓会in大阪が、7月2日(木)、大阪凌霜クラブにて開催されました。神戸大学国内留学生同窓会(KAN-J:Kobe University International StudentAlumni Net in Japan)は、年々日本での就職が増え、国内で活躍している卒業生のネットワークの充実化を図る目的で、東京・大阪・神戸で毎年開催しています。7回目を迎える今年の大阪同窓会は、初の試みとして現役学生にも参加の呼びかけを行い、年齢・国籍・専門・滞日歴を超え多くの方々が参加しました。

今年の同窓会も昨年に引き続き、第一部の情報交換会と第二部の講演会という二部構成で行われました。金世徳( 2005年・国際協力研究科修了)国内留学生同窓会副会長の進行で進められた第一部の情報交換会は、趙永健(1988年・自然科学研究科修了)国内留学生同窓会会長の乾杯の挨拶を受け和やかな歓談で始まり、その後、参加者の自己紹介・近況報告が行われました。

第二部では、剣豪集団(株)取締役会長・鄭剣豪氏が「私の創業生活」という演題で講演しました。鄭氏は、各種機械部品などの中国への調達、環境事業への推進、中国市場進出のコンサルタントなど幅広い分野で活躍。創業エピソードから、日本と中国の市場経済、アジア全体に向けての技術統合促進の必要性に至るまで、学生時代の体験談やユーモアを交えながら分かりやすく説明しました。参加者一同、鄭氏の興味深い話に熱心に聞き入っており、特に卒業間もない卒業生や現役学生にとっては大きな刺激となりました。質疑応答の時間では、今後の経営プランや創業・事業拡大にあたっての心構えなど多くの質問がなされました。

また、留学生センター朴教授からは、神戸大学海外ネットワーク事業の活動紹介と10月31日(土)に行われる「留学生ホームカミングデイ」の案内がありました。とりわけ、今年の「留学生ホームカミングデイ」が先輩たちとの絆をテーマにするもので、多種多様に活躍している先輩たちと身近な交流を通じて、卒業生と現役学生との新たな出会いの場・相互の学びの場となることを目指していることを述べました。今回の同窓会は、その橋渡し的な場になったのではないかと思われます。最後に、留学生センター河合センター長が閉会の挨拶を述べ、同窓会が終了しました。

今後も神戸大学国内留学生同窓会の充実、海外同窓会や学友会との連携を図り、卒業留学生の更なるネットワークの拡充に努めていきたいと思います。

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(留学生センター)