神戸大学

神戸オックスフォード日本学プログラム第三期生修了式

2015年07月31日

神戸オックスフォード日本学プログラム第三期生は、昨年10月に来日し、神戸大学文学部の特別聴講学生として、午前中は日本語を学び、午後は日本の様々な面について学んできました。2学期にわたる期間が過ぎ、先日の7月29日に修了発表会と修了式が行われました。

文学部のB331教室で行われた修了発表会では、4月以来各自が取り組んできた研究課題についてそれぞれが発表を行い、続いてそれにもとづく討論が行われました。

取り上げられたトピックは、日本の文化に関するもの(ジブリアニメの特色と魅力、日本における西洋の祭り・イベント、日本のカワイイ文化)、歴史に関するもの(ポツダム宣言、日本の歴史教科書)、言語・コミュニケーションに関するもの(翻訳をめぐる諸問題)、政治社会に関するもの(日本における政治的風刺、日本における反核運動、ホームレスの日欧比較、日本における外国人のアイデンティティ)が取りあげられました。

いずれも内容的にも、また発表の日本語の確かさの面でも、非常にレベルの高いもので、有意義な質疑が行われました。

修了式では、武田廣学長、増本浩子文学部長、さらに、オックスフォード大学の萩原順子日本語主任から、修了生に祝福の挨拶が送られ、その後、一人ひとりに修了証書が手渡されました。最後にオックスフォード生を代表してレオ・コリンズさんが、流暢で丁寧な日本語で謝辞を述べました。

続いて修了パーティーが行われ、井上国際担当理事の祝辞のあと、お世話になった色々な人たちと写真を撮ったり、思い出を語り合ったりする時間となりました。パーティーには、二期生で日本に来ていた三名も参加し、KOJSPが終わっても、様々な形で関係が続いていくことを確かめる良い機会にもなりました。

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(人文学研究科)